シュレッダーのその後はどうなっているのでしょう。答えは、大量のゴミとして廃棄処分されているのです。ゴミの減量化が問題となり、またリサイクル資源として見直されるようになってから古紙のリサイクル率は高まってきましたが、個人情報保護、情報セキュリティやプライバシー保護の高まりとともにシュレッダーのゴミの量が増え、そのままゴミとして処分されてしまうシュレッダーゴミの再利用は問題となっています。機密文書溶解サービスでは100%リサイクルしています。シュレッダーくずが焼却処分される理由として次のものがあげられます。紙繊維が短くなる。
リサイクルしても歩留まりが悪い。品質が落ちる。などです。また細かく裁断しているので体積が数倍に膨れ上がり、製紙工場へ運ぶのにも運搬効率が低く、コストが高くつくため焼却処分したほうが話が早いのです。また製紙工場で受け入れていない所もあります。ビニールが入っていたり、禁忌品が混じっていたり(輪ゴムなど)して、なかなかリサイクルまでいかないのが現状です。
しかしそんな中、O社という企業がWシリーズというシュレッダーくずをトイレットペーパーへ再生する機械を開発している。水で一旦シュレッダーくずを溶かして厚さを調整し、トイレットペーパーを作る、簡単に説明するとそんな機能を持った機械だ。A4用紙40枚相当のクズから70〜80メートルのトイレットペーパー1個を作り出せる。1個作るのにかかる時間は30分程。1日稼動させると48個トイレットペーパーが作れる。なかなかリサイクルが進まないシュレッダーのゴミだが、このような取り組みを企業が行っているのを知ると未来が明るく感じる。