シュレッダーは安全性の高い機械なのでしょうか?実は、シュレッダーはこれまでシュレッダーによる手指の傷害にかかわる子供の事故が過去3件あげられており、静岡消費生活センターの国民生活センターには2歳8ヶ月の児童がシュレッダーに手の指を挟み、9本指を切断したなどの重大な事故が報告されている。そこでPIO-NET(全国消費者生活情報ネットワークシステム)も事故と同型品を含め家庭で使われる可能性のあるシュレッダー16銘柄を選び安全性を確認するテストを行いました。テスト結果としては、16銘柄のうち、乳幼児と同じ大きさの指が投入口に引き込まれ裁断されるケースが7銘柄もあったという事実が判明しました。これはシュレッダーは「大人が使うもの」という前提で作られているから起こった事態であるといえるでしょう。
また投入口が容易に変形し、そのため指が入り込んでしまうものがあった。床置きタイプのシュレッダーは32センチ〜63センチで紙投入口に乳幼児の手が容易に届く高さになっていたことも問題です。さらにクロスカット式の裁断方式をとっているシュレッダーに指を挟むと5ミリ厚のゴム片や直径5ミリの木製の棒を切断できるほどのパワーがあり、指などが仮に入ったら重篤な事態になることも分かっている。リバース機能など逆転スイッチは全銘柄に設置されていたが、万一の緊急停止スイッチを装備しているものがなかったのも残念な結果の1つです。
また電源が容易に入らなくしているものも少ないことが分かった。このように乳幼児がいる家庭で電動のシュレッダーを使う際には必ず電源を切っておくことや、乳幼児の手の届かないところにシュレッダーを収納しておくこと、ネクタイやシャツなどシュレッダーの近くを通るときには注意することなど、乳幼児以外でも気をつけなければならないことがたくさんあることが分かった。